2008年11月19日
TCP/IP入門第17回 NAT(Network Address Translation)
IPアドレスには、
グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレス
があります。
インターネットで通信するためには、
グローバルIPアドレスが必要です。
逆に言えば、組織の内部だけのネットワークであれば、
プライベートIPアドレスを使う事によって
グローバルIPアドレスを使わなくて済みます。
現在主流のIPv4は、
IPアドレスの枯渇問題を抱えている為、
グローバルIPアドレスをできるだけ使わない様
にする必要があります。
NAT(Network Address Translation)とは、
プライベートIPアドレスを割り振られた端末で、
インターネット上の通信を行う時、
グローバルIPアドレスに変換して通信を行う技術です。
アドレス変換はルータで行われます。
例えば、
ルータで片方のネットワークインターフェースカードに
プライベートIPアドレスが割り振られ、
もう片方のネットワークインターフェースカードに
グローバルIPアドレスが割り振られているとします。
プライベートIPアドレスが割り振られたネットワーク
にあるパソコンAからインターネットに通信を行う場合、
ルータからグローバルIPアドレスのネットワークへ
送信処理を行う所で、
送信元IPアドレスをグローバルIPアドレスに変換します。
この時、ルータは変換テーブルを作ります。
送信元IPアドレスを変換しているため、
通信相手からの送信処理はルータあてになります。
データを受け取ったルータは、変換テーブルをみて、
プライベートIPアドレスが割り振られたネットワーク
にある送信処理を行ったパソコンAにデータを転送します。
(送信先IPアドレスをルータのグローバルアドレスから、
パソコンAのプライベートIPアドレスへ変更します。)
NATでは、プライベートIPアドレスを割り振られた端末が
同時に通信する台数分、
グローバルIPアドレスが必要となります。
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